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2020.06.04

人生の葛藤

 人生とは何を意味するのであろう。人間とは、果たして何者であろうか。誰しもに突きつけられるこの命題を人はみな心の片隅にしまい込み、日々を生きているものだ。自分の意思とは関わりなく、自分は突如としてこの世に生を受けた、と感じている。どうせなら生まれてこなければこれほどに苦しむことはなかったのに、なぜに日々葛藤し、苦悩して生きなければならないのか、と多くの人が不条理に晒されている。

2020.06.03

有機AIがもたらす未来と危機

 さらに近い未来において、人類は一つの危機に直面しなくてはならないことを理解しておく必要がある。それは感情を与えられた人工知能(AI)の存在である。天才スタンリー・キューブリックが1968年に公開した映画『2001年宇宙の旅』のストーリーよろしく、遂にコンピューターによって人類が削除される可能性が出てきたことである。それを回避するためには、絶対にAIに本物の感情をプログラムしないことだ。しなければ、人類はAIの支配者でいられるだろう。だが、必ず愚かな科学者がAIに〝本物〟の感情を植え付けるだろう。その時から人類滅亡のカウントダウンが始まることになる。

2020.06.02

人の成長に欠かせない大自然の摂理

(一昨日、昨日に論じたエニアグラム「人間の9つのタイプ」について。詳細は、5月31日、6月1日のブログを参照頂きたい。)

 これが分析のスタートラインなのだが、その意味するところは遥かに複雑である。このような親やここでは述べていないが兄弟等との関係が、大きく人格を決定することを私も経験上よく知るのである。人は例外なく親との葛藤を一生にわたって持ち続け、克服できない人は死ぬまで親を恨んでいるケースを私は多く知っている。その人たちにとっては人生は真に辛いものであり、いいおとながいつまで経っても親への恨みを語るのを聞かされるとき、彼らにとっての人生がいかに過酷であったか痛感させられるのである。

2020.06.01

人間の9つのタイプ(2)

 昨日の続きを掲載する。

 研究者の一人、スタンフォード大学のドン・リチャード・リソ氏によると、親との関係性を次のように分析している。なお、最後の性格特徴ほか一部の説明については、私の分析によるものである。これらの内容は「不健全」の場合の特徴であり、「健全」な場合にはまったく違う善的特徴を示す。

2020.05.31

人間の9つのタイプ

 研究者の一人、スタンフォード大学のドン・リチャード・リソ氏によると、親との関係性を次のように分析している。なお、最後の性格特徴ほか一部の説明については、私の分析によるものである。これらの内容は「不健全」の場合の特徴であり、「健全」な場合にはまったく違う善的特徴を示す。